dakkon.exe accountName {-DeckSize n} {-NumDecks n} {-Basics n} {-Banned
DeckName} {-test DeckName count}
(Dakkon.exeを起動した際に出るメッセージ。 {}内は省略可能)
オプションを指定する際は、それぞれの間に半角スペースを追加してください。
例:デッキサイズを100、生成するデッキ数を10、含まれる各基本土地の数を3にしたい場合はショートカットのリンク先を
"C:\Program Files\Wizards of the Coast\Magic Online\Dakkon.exe"
username -DeckSize 100 -NumDecks 10 -Basics 3
としましょう。
デッキファイルを指定する際は相対パスで指定します。
例えばデッキフォルダにある「banned.dck」を指定したい場合は、「decks\banned.dck」とする必要があります。
当然ですが、対戦する際には同じオプションで作成されたランダムデッキを使いましょう。
特に事情がない限りデフォルトで問題ないと思います。
-DeckSize n
作成するデッキサイズを指定します。デフォルトは120
この際には、基本土地(通常/Foil)も含めたコレクションからデッキが生成され、その後 -Basics オプションで設定した数の基本土地が追加されます。
-testオプションで設定した数値も関係しています。
たとえば -Decksize 120 -test deck.dec 1 と指定した場合、ランダムに119枚選んだのち、deck.decの中から1枚追加して120枚とします。
deck.decにヴァンガードのみを入れた場合、デッキの総枚数はその分減少します(ヴァンガードはデッキ枚数にカウントされないため)。
-NumDecks n
作成するデッキの数を指定します。デフォルトは100
-Basics n
デッキに入る基本土地の数を指定します。ここで3を指定すれば、各基本土地タイプ3枚づつ、計15枚追加されます。デフォルトは2
これには、フォイルの基本土地や基本氷雪土地は含まれていません。
デフォルトでは《不屈の自然/Rampant Growth》など、基本土地カードをサーチするカードもランダムデッキに仕込まれるため、ある程度は入れておいた方が良いでしょう。
-Banned DeckName / -Banned none
あらかじめ禁止したいカードを追加したデッキを作っておき、それを読み込めばそれらのカードはランダムデッキから削除されるようになります。
サーチ呪文や、手軽に土地を手札に戻すカードなどを追加すると良いと思います。
実際に持っていないカードでも、DeckEditor画面の「My Cards」オプションを外せばすべてのカードが表示されるのでそれで指定することが可能です。
ちなみに禁止カードを使いたくない場合は「-Banned none」を指定してください。
デフォルトの禁止カードリストは不明。
ちなみにMOのデッキファイルの最大カード枚数は1500です。
-test DeckName count
指定したデッキに含まれているカードの中から、count で指定した数だけかならずランダムデッキに入れる機能です。
例えば Jhoira of the Ghitu アバターを入れたデッキを精製したい場合は、「Avatar - Jhoira of the Ghitu」のみを入れたデッキファイルを作り(jhoira.dec
など)、
-test decks\Jhoira.dec 1
とすればすべてのデッキに Jhoira アバターが追加されます。
デフォルトでは数枚の基本土地もデッキに含まれています。
これはこれで面白いのですが、「C'mon top deck!!!」の時に《平地/Plains》引いたらがっかりですね。
そこで基本土地を一切使わずにダッコンをプレイする方法を記しておきます。
まずこの
ファイルをダウンロードし、適当なフォルダに解凍してください。
ここでは、MOのデッキフォルダ(通常はC:\Program Files\Wizards of the Coast\Magic Online\decks)に解凍したとして説明します。
その後、Dakkon.exeのショートカットのオプションを下記のように指定します(
こちらも合わせてご覧ください)。
"C:\Program Files\Wizards of the Coast\Magic Online\Dakkon.exe"
username -Basics 0 -Banned decks\BasicLandBanned.dec
その後そのショートカットで起動すれば、基本土地無しのランダム・デッキ・ダッコンが楽しめます。
ファイルを解凍して得られるBasicLandBanned.decは禁止カードリストで(2007年12月18日現在、ウェザーライトまで対応)、中身はMOのデッキエディタで閲覧できます。
もちろん自分でも編集できますが、その際にはエディション違い、通常/Foil両方記載することを忘れないでください。
例えば《剣の壁/Wall of Swords》を禁止したい場合は、7ED 通常、7ED Foil、8ED 通常、8ED Foil、10E 通常、10E
Foilの六枚を禁止リストデッキに入れる必要があります。
ここでは独断と偏見で選んだ禁止カードの説明をします。
ご意見、ご感想などがあれば
掲示板などでお願いいたします。
禁止カードリストは
こちら。
各基本土地
《平地/Plains》や《島/Island》などです。
これらを禁止しておかないと、コレクションからランダムに選ばれる際に基本土地も選ばれてしまいます。
《冠雪の島/Snow-Covered Island》など、基本氷雪土地も禁止です。
基本土地サーチ能力を持ったカード
《不屈の自然/Rampant Growth》や《旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble》など基本土地のみをサーチする「
だけ」のカードは禁止です。
基本でない土地をサーチする呪文、たとえば《森の占術/Sylvan Scrying》などは使用可能です。
《遥か見/Farseek》、《北方行/Into the North》は基本土地以外もサーチ出来ますが、入ってるかどうかもわからないショックランドや、《占術の岩床/Scrying
Sheets》をあてにする事も無いと思い禁止しました。
例外
《ウッド・エルフ/Wood Elves》や《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》などクリーチャーは禁止ではありませんので、バニラクリーチャーorライブラリシャッフル用にお使い下さい。
《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》や、《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》などのランド・サイクリング持ちも同様です。
《秋の際/Edge of Autumn》、《激情の耕作/Frenzied Tilling》等、「土地をサーチする事以外にも能力があるカード」も禁止ではありません。
《風景の変容/Scapeshift》は基本でない土地もサーチできますが、デッキに入ってるのは多くて2,3枚だと思いますので禁止にしておきました。
特殊土地
特殊土地は基本的に禁止ではありませんが、以下のカードは禁止です。
各種フェッチランド(《汚染された三角州/Polluted Delta》など)
《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
《クローサの境界/Krosan Verge》
《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
《堆石堤/Terminal Moraine》
《Thawing Glaciers》
例外
《幽霊街/Ghost Quarter》は禁止ではありません。
サーチできる土地がないので《露天鉱床/Strip Mine》になってしまいますが「運良くデッキに入っていて、見事《幽霊街/Ghost Quarter》を引き当てた」人へのボーナスという事にしておいてください。
その他のカード
《大軍の結集/Rally the Horde》と《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》も、ライブラリにほとんど土地が入っていないこのゲームでは、一撃で勝敗を決めてしまうので試験的に禁止にしてます。
また、手札から土地カードを捨てない限り生け贄に捧げる必要がある《収穫のワーム/Harvest Wurm》も禁止にしています。
例外
クラシックの禁止カード《Gleemox》、ライブラリーがコストである《弧炎撒き/Arc-Slogger》は禁止ではありません。
前者はこのフォーマットではそれほど驚異ではないこと、後者はゲームを支配できますが「一撃で決める」とまではいかないので。
ここでは Random Deck に Jhoira アバターと Momir アバターを組み合わせる方法を紹介します。
通常の Random Dakkon ではクリーチャーを全く引かない事や、除去も引けずにただ土地だけが伸びていく事も多々あると思います。
それらの事故を解決するために《ギトゥのジョイラ/Jhoira of the Ghitu》アバターと《シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir
Vig, Simic Visionary》アバターを入れてランダムデッキを精製してみましょう。
当然両アバターを持っている必要がありますが、通常のMTGとはまた違った面白さがありますので是非ともお試し下さい。
2008年3月現在、Jhoira アバターは2チケでお釣りが来るぐらいですが Momir アバターは11チケぐらいします。
Momir が手に入らないなら、Jhoira アバターのみでも十分楽しめます。
Dakkon.exe のオプション と合わせてご覧下さい。
必要な物
・アバター(Dakkon Blackblade, Jhoira of the Ghitu, Momir Vig, Simic Visionary)
・Jhoira of the Ghitu, Momir Vig, Simic Visionary を一枚ずつ入れた、合計枚数2であるデッキファイル(保存する際に警告が出ますがかまいません。ここではデフォルトのdecksフォルダに、jhoira.decとして保存したとして説明します)
サンプルとして
jhoira.dec を置いておきます。
このファイルを解凍したのち、デッキフォルダ(通常は
C:\Program Files\Wizards of the Coast\Magic Online\decks)に置いて下さい。
JhoiraとMomirのみを保存したデッキファイルを decks フォルダに jhoira.dec として保存したことを確認して下さい。
その後Dakkon.exeのショートカットのリンク先を
"C:\Program Files\Wizards of the Coast\Magic Online\Dakkon.exe"
username -DeckSize 62 -test decks\jhoira.dec 2
としてください。
このオプションでは基本土地各5枚を加えて合計70枚のデッキが精製されます。
username にはご自分のアカウントを指定して下さい。
ここでは -DeckSize オプションにて 62 を指定していますが、これは jhoira.dec より2枚(すなわち Jhoira アバターと
Momir アバター)を追加しているためです。
これらアバターはライブラリーの枚数に加算されないため、-DeckSize オプションの数値には希望のライブラリーの枚数 +2 を指定する必要があります。
Jhoira アバターも Momir アバターもカードを1枚捨てる事をコストにし、Jhoira アバターから土地サーチ呪文が表示される事もあるので
基本土地無しにするためのオプションは外しております。
カスタマイズ
もし Momir アバターを使わないのであれば、
jhoira.decを開き「Avatar - Momir Vig, Simic Visionary」を削除したのち、以下のようにショートカットのリンク先を変更して下さい。
"C:\Program Files\Wizards of the Coast\Magic Online\Dakkon.exe"
username -DeckSize 61 -test decks\jhoira.dec 1
「
-Decksize 61 -test decks\jhoira.dec 1」と指定することにより、 jhoira.dec に登録されているカードの中から1枚のみデッキに追加することになります。
jhoira.decを正しく編集し、「Avatar - Jhoira of the Ghitu」のみの状態にしておかないと正常に精製されませんのでご注意下さい。
Stonehewer Giant アバターを使うときも同様に、デッキファイルに Stonehewer Giant を入れて下さい。
-test オプションの数値を変えることを忘れずに。
Dakkon.exe のショートカットを複数作り、遊ぶ前に使い分ける事をお勧め致します。